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イタリアの道路事情

★水の都 ベネチア 〜12月22日(月)〜
イタリア旅行で最初に訪問したのは、ベネチアでした。

ここは、ベニスの商人で有名になった街です。ご存じの方も多いと思いますが、主要な交通は自動車ではなく、船なんですね。運河が街の至る所に張り巡らされています。 じゃ、道がないのか、というとそうではなく、人が歩くための道はちゃんとありますが、狭い上に運河を越える橋が全て階段状のアーチであり、自動車の通行ができないんですね。

ですから、人を乗せるタクシーや、バス、資材を運ぶトラック、積み卸しのクレーンを搭載したユニック車などに対応した船があります。クレーンがついた船を見たときには思わず笑ってしまいました。 また、交通標識も船用のものがあります。速度指定や一方通行、進入禁止や幅規制など。

車をそのまま船に置き換えると、この街の様になるんだな、と実感したベネチアでした。

写真:ベネチアの運河とゴンドラ(船)

★アウトストラーダ 〜12月23日(火)〜
イタリアの高速道路は、アウトストラーダと呼ばれます。ここでは、ETCと同様の装置であるテレパスという無線式料金収受システムが使われています。

アウトストラーダに続く高規格道路をスーパーストラーダといい、他の道路と併せて3種類の道路で道路網を形成しているそうです。

アウトストラーダは、日本と違って平坦な地上の上に作られていることが多く、逆に交差する一般道がアウトストラーダの上を高架橋にて越えています。建設費としてどちらが安いかは定かではありませんが、交差する道路の本数が日本と比較して圧倒的に少ないので、イタリアではこちらの方が安いのかも知れませんね。

なお、我々の乗ったバスはベネチアからフィレンツェへ向かう途中で事故渋滞の情報をキャッチして、一般道へ降りました。峠越えの道でしたが、日本と大差はないですね。(笑)ただ、運転士さんの運転が相当荒いのには閉口しましたが。

写真:ベネチアとイタリア本土を結ぶ橋上を走行中(バスの車窓から)

★ガソリンスタンド 〜12月24日(水)〜
今日もアウトストラーダを使って、ピサの斜塔を観光してきました。

ピサはフィレンツェから片道1時間程度のところにあります。ここへもアウトストラーダは伸びています。 聞くところによると、イタリアでは一般車は最高130km/h、観光バスは100km/hだそうです。日本ではどちらも100km/hですが、イタリアでは観光バスはどんどん抜かれていきます。 最近は事故も多いらしく、警察の取締も行われているようです。

また、アウトストラーダは、日本の高速と較べて、分岐がわかりにくいように感じました。もちろん、言葉が読めないためにわかりにくい部分があるのは事実ですが、どうも、それ以外にもどちらが本線なのか分かりにくいとか、日本のように加減速路との間が太い白線で区切られていない、インターチェンジ、JCTの区別が付きにくいなどの違いがあるように思います。

その他、昨日はテレパスを書きましたが、どうやら別の料金収受システムもあるようで、レーンによって設置されている装置が分かれているようです。 こちらは使ったバスにその装置が搭載されていなかったので、どのようなシステムなのか、残念ながら分かりませんが、説明を聞く限りではテレパスと同様で、システムの運営会社が違うもの、という印象を受けました。写真がないので、今になって写真を撮っておけば良かった…と少し後悔してます。

さて、イタリアの町中にも当然、ガソリンスタンドがあるわけですが、そのガソリンスタンド、日本のような大きさのものもあれば、もっと小さなまるで道ばたの「たこ焼き屋」のような規模のものもあります。

元売りも、日本でおなじみのシェルやモービルのほか、エルフやQ8といったヨーロッパ独特の系列がありました。

ガソリンの価格については、量と金額の単位が頭の中で換算できず、正直分かりません。(苦笑)

写真 上:ご存じピサの斜塔
写真 下:道ばたの小さなガソリンスタンド(シェル)

★日産セレナのタクシー 〜12月25日(木)〜
イタリア南部の街、ナポリに移動してきました。

ここからフェリーで1時間ほどのところに、カプリ島という島があります。今日はここへの移動日です。

さて、まずカプリ島へ移動したフェリーですが、これは、瀬戸内海の本四間を結ぶ航路に使用されているものと同程度の大きさでした。(ジャンボフェリーのような大型ではなく、宇高国道フェリー程度の大きさです。)ただし、日本の同程度のフェリーのように前後が開くタイプではなく、後部のみが開くものでした。

カプリ島では、日産セレナ(旧型)のカブリオレ(エンジンも1600CC程度)がタクシーとして走っていました。このセレナ、よく見ると後部ドアがスライドではなく、ヒンジによる片開きでした。 イタリアは他にも日本車が多く、特に、ビッツ、マーチなどは当たり前のように走っていました。 流石にエルグランドは走っていませんでしたが。(笑)

写真:カプリ島のTAXI 日産セレナカブリオレ

★アウトストラーダのサービスエリア 〜12月26日(金)〜
今日はソレントからポンペイ経由でナポリ、ローマへの移動でした。

ソレントからポンペイへの道筋は大型車規制などを行っている道路もあり、結構狭い道路でしたが、日本の田舎の半島の道路ににた感じで、特に違いは感じませんでした。

ポンペイからナポリについては、ポンペイの遺跡を出発後すぐ、下道がそのまま高速道路になるような感じでアウトストラーダへと入っていきました。しかし、このアウトストラーダは最初のうち日本でいう暫定2車線のような構造で、しかも車線がまっすぐでないところが何カ所もあり、高速道路がこのような状態で良いのかな、と疑問に思ってしまうような道路になっています。

ナポリの市街地へ入ると、今度は石畳の連続で、そこをバスは時速60km/h以上と思われる速度で豪快にとばします。周囲の一般車も同等の速度で走っていたので、運転手(この運転手は飛ばし屋だった)の性格ではなく、どうやら日常的にこの速度での通行が行われているようです。ちなみに、乗り心地は最悪でした。

その後立ち寄った高台へ通ずる道はヘアピン状で、F1モナコグランプリで使われる、モンテカルロ市街地コースの雰囲気を感じます。

この日は、ナポリ−ローマ間で日本でいうサービスエリアにも立ち寄りました。日本のサービスエリアと似た雰囲気ですが、日本よりも物販に特化した印象で、しかも、日用品(食品・お菓子)が大量に売られていたため、高速道路にコンビニが作られたような感じです。ただ、イタリアの面白いところは、全てのサービスエリアがこのような形なのではなく、場所によっては日本のパーキングエリア以下の設備しか無いところもあるようです。

ローマの市街地についてはゴミが少ないこと以外はナポリと同様の雰囲気でした。

写真 上:ナポリの高台への道(モンテカルロ市街地コースみたい)
写真 下:アウトストラーダのサービスエリア

★イタリアの観光バス 〜12月27日(土)〜
この日は午前中バスでイタリア観光、午後からは自由行動のため、あまり道路についてじっくりと見ていません。

分かったことは、日本以上に観光バスに対する規制が厳しく、駐車可能な場所、進入可能な道路がきちんと決められており、罰則もちゃんと適用されている、ということでした。

日本ですと、観光バス、特に海外のお客を乗せたバスなどはある程度当局のお目こぼしがありそうですし、観光地についてもどちらかといえばバス優先的な施策が採られていますが、イタリアでは道路事情に合わせて合理的な規則が採用され、駄目なものは駄目、のようです。

ただし、お国柄、取り締まる警官の気分によっても取り締まられるかどうかが決まるようで、結構運用は適当のようですが。(笑)

写真:ソレント〜ローマを移動したバス 貸し切りバスなのに乗降ドアが2箇所あるのがイタリアのバスの特徴

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